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年末に海外に発注をかけたヴェポライザーがはるばると旅をしてしまった流れを書いてみようと思います。
(調査請求の流れなど、細かくご指導いただいたakiさんに感謝いたします)
[結論先取り、このレビューに書かれていること]
・トラッキングはこまめにやっておいた方がいい
・おかしいと思ったら郵便局(他配送業者)に速やかに連絡した方がいい
・海外通販は英語できないと詰まる
・今回はなんとか届いた
1.2019年11月28日にFirewood6の発注をかけ、Paypal経由で料金を支払いました。
名前も住所も適当ですが、ともあれ自分の名前も住所も正確な情報が記されていました。(同様に、Firewood6のレシートも電話番号含め正確な情報が記されていました)
マサチューセッツからUSPS(日本でいう郵便局)で商品が発送され、税関を通過した後ジャマイカに飛んでいます(ここまではいつもの流れ)
その後、ジャマイカからニュージャージー州に移動し、空輸で東京にたどり着きます(順調)
川崎の税関でチェック受けた後、日本郵便に引き渡されます。
地元の基幹郵便局まで届いたことがわかってout for deliveryのステータスなので、近日中にたどり着くかなと待機しておりました。
そしたら、「Attempted Delivery Abroad」どういうこと?12/12になっても届かない、不在連絡票も入っていなかったので、12/13地元郵便局に問い合わせをしました。
・郵便物を確認したが、配達員によると住所不完全で差出人に返送の手続きをしている
・まだ国内にあると思うので、こちらに戻すように手配してみる
この時点で、(普通はあまりないことのようですが)国内用の日本郵政のトラッキングナンバーが発行されてトラッキングができているということなので、少し安心して郵便局にお任せしました(調査請求をしませんでした)
→ この時点で国内トラッキングに対して調査請求を依頼し、住所や宛名の変更を依頼することが可能でした。調査請求は郵便局に行くと郵便部の方が手取り足取り教えてくれます
そしたら、国内で郵便物がキャッチできずにサンフランシスコにたどり着いてしまいました。「オオおおっオイ・・・!!」
慌てて郵便局に向かいます(12/15)
・13日時点で国内にあった郵便物が、異例の速さでアメリカに着いてしまった
・国内で何箇所か、郵便物を観測する場所があるが、全てすり抜けてしまった
という説明を受けます。どうしたらいいの?と聞きます。
手段は3つで
1.日本の郵便局からUSPSに対して調査請求を依頼する
→ただし、あまり協力的でない国もあり、成功するとは限らない
調査請求の際に
・差出人の受領書(確かに発送したよの控え)
・あなた(自分)の同意書 を揃える必要がある
2.現地郵便局に問い合わせをして日本に返送するよう依頼する
→この場合も差出人に依頼して受領書のコピー、画像を得る必要がある
3.差出人に郵便物が戻ってから、再度発送を依頼する(送料はこちら持ち)
いくつか話し合ったのですが、調査請求を依頼する場合には時差の関係と、差出人の受領書を手に入れる必要があるため、
・そうこうしている間に差出人に荷物が戻る可能性が高い
・調査請求は差出人の協力が必要なので、早めに差出人に連絡した方がいい
ということで、3.を選択し、差出人(Firewood)に「頼むからその郵便物は絶対に欲しいものだから、再送の際にお金も払うから、もう一度再発送してほしい、他の人に売らないで」というメールを送りました。
Firewoodから連絡があり「慌てるなよボーイ、郵便物はトーキョーに戻っているぜ。ボーイの家に届く可能性あるからもう少し待ちな(もっとめっちゃ丁寧)」
えええ?と思ってトラッキングかけたら、確かに成田に戻ってきている。
12/27
当局国際から地元郵便局に連絡あり「アメリカから日本に郵便物の返送があり、宛先不明の郵便物だったが、届けられるのか?」という質問
その質問を受けた地元郵便局から、こちらに電話があって「お届けさせていただいてよろしいですか?住所は*****で間違いないですか?」
よろしくお願いしますと伝える。
なお、アメリカに旅立ってしまった郵便物がまた日本に戻ってくること自体が前代未聞で、郵便局としても驚いているとのこと。
12/30 はるばる旅をしたFirewoodが手元に届く。
ZHU SI FAN TING(ツー・シー・ファン・ティン)
誰やねん、俺、親も自分も生粋の日本人やぞ
住所の不備で返送されても仕方がないかなという気がする
原因をもうちょっと調べたのですが
宛先の欄が文字化け起こしてます
「日本語で入力したお前のせいじゃん」という言葉が聞こえてきそうですが、
例えばHaruhiesaki(適当)と入力するとフォームで自動変換されて
「春日江先町」まで入力されて、あとは番地を入れるだけというシステムだったので、向こうのやりかたに従ったというのが現実です。
ということで、海外で購入するときにフォームで自動入力されるタイプの場合は、販売側に日本語フォントが導入されておらず文字化けする可能性があります。
不安な場合は備考欄にローマ字で自分の住所を(フォームとは別に)送信しておくのがいいかもしれません。
購入から実に30日以上かけて日本にたどり着いたFirewood6ですが、同様のフォームを採用している販売店は多いため、気をつける必要があるかもしれません。
以上、ヴェポライザーを購入したが文字化けしてしまい宛先不明でアメリカに戻ったヴェポライザーが、奇跡的に日本に戻ってきてなんとか入手できたという話でした。
記 2020/1/3