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続き記事となります。1〜5位はこちらをご覧ください。
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1〜5位は、以前からの人気機種にアナログ2機種が食い込むという波乱の幕開けとなりました。
1位:DynaVap(17/96)
2位:PAX3(14/96)
3位:Weecke FENiX/FENiX+(10/96)
4位:Arizer Solo2(7/96)
4位:Lotus Vaporizer(7/96)
DynaVapの隆盛とLotus Vaporizerの勃興は驚嘆すべきものです。
しかし、国内の普通のデジタルヴェポユーザにとっては「あれ?俺の使ってるあの機種は?」という不思議な結果だったかもしれません。大丈夫です、ここから入ってきますから。
6位 Flowermate V5 Nano(5/96)
ようやく、普通の、標準的な、慣れ親しんだヴェポライザーが入って来たというホッとする感じがします。
Flowermate V5Nanoは端的に書くと「優等生」です。
皆が「ここがもうちょっとこうなるとラクなのになぁ」という、そういう願望の集合体のような機種と言っていいでしょう。
・18650バッテリー交換式
・GLAZEコーティングでシャグポン率が比較的高い
・あまりシャグを選ばず、どのシャグでも比較的いい喫味を出す
・サイズ、重量共に優れている
・掃除しやすい
すべてが割と優れているぶん、突出した何かというのは見出しにくいのですが、Flowermate V5Nanoは自分の中では「標準機」という位置付けで、訳のわからないものを吸うときはひとまずV5Nanoで吸うようにしています(雑草とか鮎とかみかんとか)
なにかが突出しているわけではないので「一番のお気に入り」というポジションになりにくかと思いましたが、堂々の6位でした。
これ一台あると安心する、自分の中ではそういう機種です。
・Flowermate V5Nanoはデジタルヴェポライザーです
・スタイリッシュでシーンを選びません
・概ねどのシャグとも仲良くやっていけます
7位 Davinci IQ(4/96)
ハイエンドというと、PAX3とDavinci IQと並び称されている時代がありました。
利便性のPAX3、味のIQと、高い評価を博していました。
その後、様々に「ハイエンド」と呼ばれる機種が出て来て、少し影を潜めた感のあったDavinci IQですが、根強い人気は健在と言えます。
Flowermate V5Nanoと同様に18650交換式ですが、App経由で様々に条件を変更して利用できる、シャグやパイプ葉の良さをゆっくり、じっくり楽しむような機種で、
Solo2がお手軽瞬間吸入というような位置付けであれば、Davinci IQは時間をかけてのんびりと楽しみたくなるような機種です。
特に自分はパイプ葉を長い時間ゆっくりと楽しむような使い方が好きです。みなさま個々の利用シーンについてはまた別項でご案内したいと思います。
・Davinci IQはデジタルヴェポライザーです
・スタイリッシュでデザイン性に優れています
・ゆっくりとシャグやパイプ葉を楽しむことができる名機です
7位 XVAPE FOG(4/96)
6〜7位はポータブルスタイリッシュ18650交換式が軒並み名を連ねており「このデザイン」のヴェポライザーが人気があることを示しています。
デザインには類似性があるもののそれぞれの特徴はまるで異なり、
V5Nanoはオールラウンダー、IQがじっくりじんわりとすると、FOGは喫味のピークを満喫するタイプと言えましょう。
十分詰めればコンダクション系の濃厚さを楽しむことができ、マイクロドージング(ちょっとシャグ詰める)ではコンベクションのようなクリアな喫味を楽しむことができます。
ピークタイムの短さに難があると言えばそうかもしれませんが、国内で手に入れやすく、「サッと楽しみたい」という人にとっては抜群の機種に思えます。
・XVAPE FOGはデジタルヴェポライザーです
・スタイリッシュでデザイン性に優れています
・喫味のピークが濃厚で、シャグ量で喫味の調整が可能です
7位 Zeus Arc(GT) (4/96)
Zeus Arc GTに3票、Zeus Arcに1票という結果ですが、Zeus Arc GTにステンレスプレート入れても喫味変わらないと思ったのでまとめさせて頂きました。
Zeus Arc GTが出た時は度肝を抜かれました。「とんでもない機種が出てきた」という印象でした。Davinci IQやPAX3でハイエンド争いをしていた頃に、着香でも非着香でも濃厚な喫味を出し、パイプ葉でも上々の喫味を出す化け物のような機種という印象でした。
ただやはり、若干のミストの熱さであるとか、シャグを食べてしまうリスクを警戒して、あえて「WPA使用(ステムを自分で作ってる)」という投票をされた方もいらっしゃいまして、ひと工夫必要だなと感じられる機種ではあります。
アナログヴェポを除くと、ポータブル電子ヴェポの一つの頂点とも言える機種が、Zeus Arc GTであるように感じられます。
・Zeus Arc(GT)はデジタルヴェポライザーです
・スタイリッシュでデザイン性に優れています
・着香、非着香、パイプ葉を問わず、非常に質の高い喫味を味わえます
10位 Airistech Herbva 5G(3/96)
さて、Top10の最後の機種は「Airistech Herbva 5G」でした。投票した人の気持ちはわかるつもりです。
「安い、美味い、便利」です。
BFCMでは海外で15USD前後で投げ売りされていて、コストパフォーマンスでこれを凌ぐ機種はないと思っています。
くわえ吸いができ、そこらのミドルレンジ相当の喫味を出し、シャグであれば概ね良い喫味を出し、スイッチ類の破損報告はちらほら見られるものの「ならもう1つ買うか」が気軽にできる。こんな機種は他にはありません。
エントリー機でとりあえず「Herbva5G買っておけば?」と言い続けてきたこともあり、ユーザー数も多く、
2本買って使い回す、3本買って1本は車に置いてある、みたいな手軽な使い方ができるのもこの値段あってのことです。
良い機種です。
・Airistech Herbva 5Gはデジタルヴェポライザーです
・最軽量、最小クラスです
・非着香やメンソールシャグで比較的良好な喫味が出ます
・とにかく安い
以上6〜10位の発表でした。こういうアンケート結果を見ると、「この辺は例年通りだな」とちょっとホッとする気持ちになります。(やたらとSticky BrickとかTinymightとかVenus ApolloとかNimbinVapとか並ばれてもコメントしづらいですし)
この記事は以下の記事に続きます。
記 2019/12/29