ヴェポライザーレビュー うむ美味いおじさん

タバコを吸うためのヴェポライザーをレビューするサイトでした

Weecke Fenix+, Fenixの掃除

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はじめにをご覧ください

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Weecke Fenix+およびFenixの掃除について、です。

機種についての詳細は

こちらをご参照ください。

 

基本的な掃除ポイントは同じなので、Fenix+もFenixも同一として扱います。

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<掃除に使うもの>
・70% イソプロピルアルコール(今後を考えるとあった方がいい)
・使い古した歯ブラシ(別に新品でもいいですけど)
・水道水
・ピンセット(あるなら)

 

<清掃ポイント>
・樹脂部にはアルコール類(特に無水エタノール)は使わないように
・あれこれ考えるのが面倒くさかったらチャンバー以外は水洗い

 

先にアズワンの薬品、材質の耐性一覧を見ておきますがステンレス(SUS304、SUS316)はイソプロピルアルコールで変性を起こしません。

SUS304は工業グレードのいわゆる「普通」のステンレスで、SUS316は医療グレードの変性に強いステンレスだと思っておいてください。FenixのチャンバーがSUS304なのかSUS316なのかは存じ上げません(調べても出てきません)

普段利用するセスキの激落ちくんをFenixで使わないのは、アルカリ液が樹脂に対して変性を生じるのかよく分からないからです。

フロンケミカルさんの耐薬品データによると、水酸化ナトリウムはシリコンゴム、ポリカーボネート、アクリルを変性させるので使わない方がいい気がします。

また、無水エタノールがステンレスチャンバー以外にふれると(トップキャップ樹脂部、本体全部)樹脂が剥がれると本家に書かれているので、アルコール類は使う場所を限定した方がよさそうです(というかイソプロピルアルコール使うのはチャンバーに限定)

 

今回のFenixの掃除ほったらかし期間は4日、2回フル充電分です。20セッションぐらい?

 

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一応コンベクションとされてるだけあってチャンバー側はあまり汚れないんですよね。
シャグ取り出したチャンバーも

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せいぜいこんなもんです。

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逆にトップキャップ側はアホほど汚れます。
先にトップキャップみていきましょう。

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おそらくシリコンゴム製と考えられるOリングを外し、

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おそらくステンレス製と思われるフィルターを外します。

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アダプターも全部外すとこんな感じ、掃除ポイントはステンレスフィルターと、

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フィルター外したトップキャップ側のステンレスのエアパスですね、ここニコ汁が貯まりやすいです。

 

トップキャップ全体の掃除についてですが、せったく丸洗いできますし本家でもアルコール類(特に無水エタノール)使うなと書いてありますので、可能な限り水洗いでいきましょう。

フィルターは歯ブラシで目詰まりを取ります。Oリングも同様に水洗いモミモミ。

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ニコ汁がたまるここも、歯ブラシ水洗いで十分です。

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こんな感じで、

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こんな感じ。十分でしょう。

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ステンレスチャンバーは汚れにくいですが、いったん汚れると汚れを除去しにくいです。金サビみたいになりますので。

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ここだけイソプロピルアルコール使おうと思います、無水エタノール使うと樹脂剥がれ起こりますので選ばないように。

掃除のポイントは

 ・チャンバーを加熱しながら
 ・イソプロは乾綿に軽く湿らせる程度(乾綿絞って液体が出るようだと多い)
 ・本体を逆さにひっくり返しながら(つまりイソプロがチャンバー底部に侵入しないように)

コシコシしていきます。

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ここまでは綺麗になりますが、これ以上やろうと思ったら目の細かい紙ヤスリの方がよさそうです(推奨しません)。あまり無理しないほうがいい。

<追記:紙ヤスリを持ち出す前に>

「ステンレスチャンバーは、加温しながらセスキの激落ちくん湿らせた綿棒でコシコシするとかなり汚れ落ちますよ」というアドバイスいただきました(コリスギさんありがとう!)

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つまりこういうことっすね。普通に190度まで熱する最中に、セスキ綿棒でコシコシしたところ

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輝きを取り戻しました。すげぇ。
くどいかもしれませんが、セスキの激落ちくん使う場合は樹脂部に触れないようにすること、チャンバーに使用した場合はヴェポライザー使用前に軽く水を湿らせた綿や綿棒で拭いておくことをおすすめします。

 

完了です。

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この部は水洗い。

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チャンバーは加熱しながら可能な限り水を軽く湿らせた綿でコシコシ、汚れが酷いならごく少量のイソプロピルアルコールを乾綿に湿らせてコシコシ。

 

Fenixについてはやたらとアルコール類を使わないようにしましょう。

以上です。

 

記 2019/5/27