Zeus Arsenal本家より、Zeus Arc/Arc GTのファームウェアアップデートが公開されました。
アップデート内容及び手順を見ていこうと思います。
1.ダウンロード元
5.アップデート
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1.ダウンロード元
本家Zeus Arsenalからダウンロードが可能です。ファイル探すのがめんどくさい人はUpdateに直接飛んじゃってください。
本家サイトトップから自分で探す場合は、本家トップを下にスクロールしてZeus Updateをクリックしてください。
2.アップデートファイルの場所
Zeus Updateを下にスクロールするとこのような画面になります。
各バージョンごとの加熱設定の違いやスリープタイムまでの時間などが記載されています。注意事項として
*アップデートにはWindows 7以上が必要
という点です。普段Mac使ってるのでWindowsPC引っ張り出してくる必要がありました。
この画面で例えば「V8をクリックしてダウンロード!」ってやってもV8用のセットアッププログラムがダウンロードできるわけではなく、Zeus Arc用のファームウェアアップデートファイルの母艦みたいなのがダウンロードされることになります。
3.アップデートの種類
さて、重要なことです。アップデートの種類と違いについて
デフォルトでは(自分のZeus Arc GTに入っていたのは)Ver 2.5のファームウェアでした。
-- ファームウェア V4.0の変更点 --
Zeus AesenalではV4.0を「デフォルト」扱いしています
・温度設定は205度、215度、225度の3種類
・ヒートアップ所要時間 80秒
・セッション終了後スリープ移行までの時間 45秒
・モーションセンサーが切れるまでの時間 180秒
・電源offまでの時間 600秒
-- ファームウェア V4.1の変更点 --
V4.0の「デフォルト」からIceBornでの利用を目的としてクールダウンとモーションセンサーの機能がoffになっています
・温度設定は205度、215度、225度の3種類
・ヒートアップ所要時間 80秒
・セッション終了後スリープ移行までの時間 off
・モーションセンサーが切れるまでの時間 off
・電源offまでの時間 600秒
-- ファームウェア V6.0 フレーバーモードの変更点 --
フレーバーをじんわり味わいたい人向けのモードです
・温度設定は185度、195度、205度の3種類
・ヒートアップ所要時間 80秒
・セッション終了後スリープ移行までの時間 45秒
・モーションセンサーが切れるまでの時間 180秒
・電源offまでの時間 600秒
-- ファームウェア V8.0 バランスモードの変更点 --
状況に応じてフレーバーを楽しんだりキックを楽しみたい人向けのモードです
・温度設定は185度、205度、225度の3種類
・ヒートアップ所要時間 80秒
・セッション終了後スリープ移行までの時間 45秒
・モーションセンサーが切れるまでの時間 180秒
・電源offまでの時間 600秒
4.ファイル・機器の準備
アップデートを開始するまでは機器(Zeus Arc)は接続しないでください。
バルタンくん(搔き出し棒)を紛失する人が出てきそうなので、バルタン星人はきちんとマウスピースにくっつけておきましょう。
さて、ファイルの準備をしましょか。
Downloadボタンを押すとポップアップ出てきてダウンロード開始。
ポチポチ、Next, Nextっと。
インストール後、アップデート用アプリを立ち上げるとこの画面になります。
Zeus Arcを接続していなければこの画面のはずです。
5.アップデート
アプリケーションを立ち上げた状態でZeus Arcを接続すると、現在のZeus Arcのファームウェアのバージョンが表示されます、自分のZeus ArcはVer 2.5でした。
ここで初めて、アップデートしたファームウェアを選択することになります。
真ん中の「Select Different Version」というプルダウンメニューをクリックし、
V4.0, V4.1, V6.0, V8.0の中からお好みのファームウェアをダウンロード&インストールします。
ここではV6.0(フレーバーモード)を選択しています。
そして、Download & Install V6.0をクリックします。
「ファームウェアインストール中に勝手にUSB抜いたりすんなよ、アップデート中に抜き差しして壊れても保証できないかもしれんからな」って書いてます。
大人しく待ちましょう(1〜2分でした)
「終わったよー」って出ます。まだUSBは抜かないでおきましょう。OKを押します。
6.アップデート後確認
ファームウェアがVer 2.5からVer6.0に更新されたことが確認できます。
一応ビビリなので、アプリケーションを切って、PC側からUSBの取り外し手順踏んで、それからZeus Arcを抜きました。
ファームウェアアップデートは完了。
--- すってみた ---
公式のデフォルト設定だとLevel1で205度なので、温度をそのまま鵜呑みにするとちょっと高温だなぁという印象でした。
Ver 4.0でLevel1 (185度)で桃山を吸ってみましたが(こっから主観)
205度で吸う時に比べると、フレーバーが出るのにかなり時間がかかります。
ミストは柔らかいのですが、キックが物足りなくて喫味も弱い。
んで、Level3(205度)にすると「あぁ、これこれ。この喫味」でした。
Zeusは他の機種と比べて、そもそも高温での運用を前提とした設計になってるのかなぁという印象を持ちました。
ただし桃山に限った印象なので、コルツライチとかだとLevel1できめ細かいフレーバーが楽しめるのかもしれません。
着香シャグ、非着香パイプなんかを幅広く楽しむのなら、Ver4.0(185度, 195度, 205度)の設定よりも、Ver8.0(185度, 205度, 225度)の方が汎用性は高いのかもしれません。
これも主観ですが、Zeusの公式の温度表記は、実際に他のヴェポライザーを使う場合に比べて-10度ぐらいの設定だと考えておくと無難なのかもしれません。
ということで、Zeus Arc/ Arc GTのファームウェアアップデートについてでした。
記 2019/4/10