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コンプレッサーを色々試行錯誤してきて、このような記事を書きました。
シリンジを用いたコンプレッサーは簡便で使い勝手が良いものでしたが
加圧性能が低いという弱点がありました。
ギチギチに固めたペレットを他の容器に移し、使いたい時にその容器から取り出してヴェポライザーに入れるというのが当初の案だったのですが、
他の容器に移していざ使おうと思うと圧縮がすでに解除されていてシャグ入れシャグポンの利便性が落ちるという欠点があります。
理想は
・シャグを加圧したまま安価な筒で加圧を保持する
・使いたい時にその筒を押し出すだけでシャグ入れできる
・そしてシャグポンする
・可能な限り圧縮する
・全てを安価に抑える(目標2000円以内)
こういうことができないかと夢想しておりました。
そのままでは使い物にならないPollen Presserが届きました、17.5mmのペレットをはどのヴェポライザーにも入らないのです。
手持ちにあるものを組み合わせてなんとかならないか考えました。
前出「コンプレッサー」記事内で作成した二プロ2.5mlシリンジが偶然にもパイプエンドにぴったり納まります。
シャグを詰め(ちなみにこの量だとかなり小さいペレットになります)
押し子を挿入し
押し子ごとCompress!!
いいっすね。手でシリンジの押し子を押すよりはるかに圧縮されたペレットができます。
ただし欠点としてシリンジの押し子の強度が弱いため、調子に乗って圧縮しすぎると
こうなる。毎回押し子を壊していたのではコストがかさみます。加減が重要。
あまり加減のことを考えたくないのであれば
ホムセンで買ったリベット(太さ8mm)なんかが流用できます。
ただこれも調子に乗って加圧しすぎると今度はシリンジ筒の方が膨張して壊れたりします。Pollen Presser恐るべし。
持ち運びはこんな感じ、理想に近いです。ちなみにFlowermate V5Nano+チェシャグ赤の組み合わせで2本なら、計30分は喫味が持続します。
リベットを押し子にして作ったペレットはこんな感じで、ペレットに光沢が生まれております。圧縮が良い具合になされている証拠ですね。
シャグ入れは押し子でポンと入れられますし、
もちろんシャグポンします(Flowermate V5Nano、Flowermate Slickで確認)
さて、確認しますと
・シャグを加圧したまま安価な筒で加圧を保持する
→ シリンジ筒で加圧を保ったまま保管ができます
・使いたい時にその筒を押し出すだけでシャグ入れできる
→ 押し子を使ってチャンバーにポンとシャグ入れできます
・そしてシャグポンする
→ Flowermate V5Nano、Slickではシャグポンが確認できています
・可能な限り圧縮する
→ Pollen Presserとリベットの併用で圧縮度が格段に上がりました
・全てを安価に抑える(目標2000円以内)
→ Pollen Presser(1500円)、シリンジ(20-30円)、リベット(80円)
概ね目的を達成したように思われます。
シャグ操作の今後
長々と数回に分けて書いてきた「コンプレッサー」「Pollen Presser」についての記事ですが、そろそろ終わりに近づいてきたと感じていたところ
・可能な限りキメの細かいシャグでCompressかけると風味が増しますよ
というアドバイスいただきました。
おそらくこれは通常のグラインダーやハンドミルの限界を超えた、まさに「粉」のことを指してると思うんですが、シャグの乾燥工程を経ないと粉末には至りません。
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シャグの風味を落とさずに水分を抜去し、可能な限りシャグを粉末状にしてコンプレッサーを用い、ペレット化してヴェポライザーで吸う。
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という新しいテーマが生まれました。
また試行錯誤をしていこうと思います。
記 2019/2/21