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ブログを開設して7ヶ月が経過しましたが、「コストパフォーマンス」ということについて頓着なくやってきました。
そもそもヴェポライザーに移行したのが、家族と自分の健康上の問題なので割と切羽詰まっていたというか、他に選択肢がなかったのでコストについては考えずにここまできてしまっていたのです。
ヴェポライザーを導入するにあたって話題になりやすい「ヴェポライザーはお得なの?実際ランニングコストは?」ということについて、代表的な機種を例に今更ながら書いてみようと思います。
[紙巻だった時の喫煙スタイル]
吸う銘柄はだいたい決まっていました、Kent 1mgメンソール ロングを、日に1/2箱(10本)です。
2018年10月の値上げにより1箱440円、1本22円となっております。
1ヶ月に15箱、6600円。
感覚的になりますが月1万円のおこづかいで、タバコ、缶コーヒー(と、たまに肉まん)でだいたい使い切ってる感じだったので、概ね合ってるように思います。
半年で約4万円、一年で約8万円としておきましょう。
[ヴェポライザー、XMAX Starryの場合]
一番頻用しているヴェポライザーについて書いてみます。
・てまきや:9720円
・Amazon:9800円(アフィ注)
Starryにはバッテリーが付属していて、MicroUSBケーブルも付属していますので、タバコ葉さえあればすぐにヴェポライザーが始められます。
増税後、現在のタバコ葉の価格一覧はこちらにありますが、自分が好んで吸っているチェシャグ緑は25g 580円です。
シャグ、1回にどれぐらい使うんじゃろと思って調べてみましたが、いつも詰めている「まぁこんなもんかなぁ」という量を、吸わずにほじくり出して調べたところ
0.25gという結果でした。単純計算ですと1パウチ580円で100回吸えます。
チェ緑ばかり1ヶ月吸い続けるということはないですが、消費したシャグ量で換算するとだいたい2.5〜3袋/月、という感じです。
紙巻の時に吸っていた本数と比較すると、ヴェポライザーの方がニコチン吸入が多いように思うので吸う回数は若干減り、(元気な時で)1日だいたい8〜10回ぐらい吸います。
1日8セッション計算で2.5パウチ、1日10セッション計算で3パウチなので、これも概ね合ってるように思います。
自分の場合は、シャグ購入時の月のコストは1500〜1800円。
Starryが半年間全く破損せずに運用できたと仮定して(運用できています)、
初期投資費用10,000円+半年分のシャグ費用10,000円で、紙巻(半年で40,000円)の半分のコストと言えます。
なんつー適当な計算だ、とは自分でも思いますけど。ヴェポライザーが壊れずに運用できた場合はコスパはさらによくなります。
[ヴェポライザー、PAX3の場合]
初期コスト高め、ランニングコスト低めの例です。
基本、国外から輸入することになると思いますが、本体はセール時狙ってだいたい25,000円ぐらいですね。
自分はバリシャグ赤を好んで吸っていますので、この例で考えてみます。
プッシャーやハーフパックリッドを用いると、詰めるシャグ量がかなり減らすことができ、喫味もさほど損なわれません。
上の例でもフワッと詰めて、プッシャーで若干押す程度、を想定しています。
1回量、0.20g、お財布に優しいですね。
バリシャグ赤は40g、1030円です。1パウチで200回吸えます。
バリ赤、結構喫味強いので1日8回とか10回とか吸えませんが、Starryと同程度吸うと仮定して、月のシャグ費用は1500円程度になります。
ハイエンドを購入しても、(機種がおかしな破損をしない限りは)半年もあれば紙巻を上回るコスパの良さになるわけです。
[紙巻をほぐして吸う]
シャグと比べるとそこまでオススメできることではないですが、もちろん市販の紙巻をほぐしてヴェポライザーで吸うこともできます。
この場合のシャグ詰め量は、紙巻1本でだいたい2〜3詰め、1本の紙巻で3セットぐらいは吸えます。
1本目ほぐして、1セッション吸って、予想より早く仕事戻らなきゃいけなくなったら、ほぐして残ったタバコ葉どーすんの?ボックスに戻すの?とか細かい疑問ありますけどね。
理論上はランニングコストは1/2〜1/3ぐらいにはなります。
[落とし穴]
上の例は、自分の好みの組み合わせが既に見つかってる、という状況の話です。
パターンが決まってしまってその状況に満足できているのであれば、長く使えば使うほどコスパは良くなりますが・・・
エントリー機を購入して不満、ミドルレンジを2つ3つ買って、やっぱりハイエンドも欲しくなってしまった。
他の人がオススメしているシャグを何パターンか試したがしっくりこない、結局タバコ屋で好みのシャグを探し始めることになった。
みたいな状況になると沼ですね、泥沼です。コスパどころの話じゃなくなります。
そしてヴェポライザー使ってる人たちは趣味でヴェポライザー集めたり、流行りのシャグはムラムラして試さないと気が済まないみたいな人多いので、そういう人はコスパは度外視になってるように思います。
それぐらい沼に浸ってる人たちは、紙巻のCombustion(焼いた喫味)にはもう戻れない身体になってますので、ヴェポライザーの深い沼の中でもがき続けるわけです。
初っ端サクッとPAX3とかDavinci IQ買っちゃってずっとそれを愛し続けるみたいな方が長期ランニングコストは安上がりかなぁという気がしてしまいます。
[ヴェポライザーのコスパは良いのか悪いのか]
自制のきく人なら、半年も経過したら紙巻のランニングコストを上回ってコスパが良くなっているはずです。
紙巻を吸ってる人たちって、好みの銘柄がそうコロコロ変わったりしないんですが、ヴェポライザーやってる人たちは気分でヴェポライザーもシャグも変えたりするので、そういう感じで手を広げていくとコスパは悪くなります。
そこまでいくと、もう趣味ですからね、喫煙具の枠を超えてしまってますからね。
ということで、結論としては、紙巻と同じようにあまりシャグ銘柄を変えずに、メンテナンスをきちんと行ってヴェポライザーが破損しなければ、きっと紙巻よりもヴェポライザーの方がコストパフォーマンスに優れているのでしょう、ということでした。