「ドリチ論」と書くと大げさに聞こえるかもしれませんが、
ヴェポライザーの沼、シャグの沼と同様にドリップチップにも沼があります。
iQOS、glo、手巻き、紙巻からヴェポライザーに移行した人にはピンとこないかもしれませんが、Vapeからヴェポライザーに移行した人は
「なんでこのヴェポライザー、ドリチ使えねーの、不便すぎる」
ということは頻繁に感じることだろうと思います。
「なんで連中はそんなに、この"吸い口"にこだわってるの?」と思うかもしれませんが、ヴェポライザーから考えるドリチの効能について記してみようと思います。
はっきり言うとドリチにこだわりがない自分ですが、なんとなく適当に集めて50を超えるドリチを持ってます。これはこだわりがある人にとっては「質・量ともまったく少ない、ほとんど持ってないのと同じレベル」と言えると思います。
こだわってる人は少なくとも数百は持ってると思います。
ざっと違いを書いてみますと
・材質
プラスチック、レジン、ステンレス、アルミ、ブラス、
銅、マーブル(大理石)、ダマスカス、ウルテム
・長さ、形状
ロングノーズ、スピア、ニップル、円筒、すり鉢、フラット
・穴
細系(**mm)、ワイドボア、バルカン
・用途
Ploomカプセル対応、フィルター対応
適当に書いてみましたが、材質×長さ×穴の大きさ だけでそれぞれのバリエーションを所有すると、ゆうに数百を超えることはイメージできると思います。
「どれが自分に適しているか」を調べてるうちに適当に数十個のドリチは所有することになると言うことですね。
ヴェポライザーから考えるドリチの効能を示しますと(ですからVapeのスピットバックなどは除きます)
・細系にすることでドローが若干重くなり、どちらかと言えばMTL寄りになる
・(←→)ワイドボアを選択することでDL寄りになる
・ニコ汁を防ぐことができるドリチもある
・純正がプラ製の場合、ドリチに交換することでプラ臭が軽減される
・舌焼けする場合、それが回避できる場合がある
・舌触りは好みのものを使いたい
・(オシャレ)
適当に書き並べましたが、ヴェポライザーでもメリット多いですね。
Twitterなどを眺めてみるとデザイン重視と実用性重視で分かれてる側面あると思うんですが、ドリチ沼も結局は好みの問題ですから好きなのを選んだらいいと思うんです。
(その"好きなの"を選ぶのがすごく大変なのですが)
じゃあ今、どんなドリチ使ってんの?というどーでもいい話を書きますと、
特に自分はFenixの純正マウスピースがプラ臭キツすぎてダメで、かつニコ汁も上がってくるので辟易していました。
デザインと実用性で選んだのがKEMURI productさんのドリチ(2つ目です)
ウルテムがFenixに致命的に合わなかったので、今回のTwitterのDM販売でなんとか手に入ったステンレス製2mm径のものです。4分で完売してました、ヤベェっすね。
今までデザイン的にしっくりこなかったFenixがようやく落ち着いたという感じです。
KEMURI_productさんのドリチの素晴らしさはおそらくVaperが既に存分に語ってるとは思うんですが、
・2mmだとMTLで喫味が濃く、かつ柔らかく感じられる
・舌触りが素晴らしい
・この形状が自分好み
この辺でしょうか。そもそもニップルドリチが好きだった自分なので、ようやく落ち着くドリチに出会えたという感じです。これならStarryやFogが510対応になった後も使っていける。
ということで、こだわりがない、しかもヴェポライザーがメインの自分が書くと、こだわりのあるVaperから怒られそうな記事ですが、ご容赦いただければと思います。
ドリチについてでした
記 2018/9/29