FlowermateのV5NanoとSlickについてレビューをしてきました。
V5Nanoの評価されるべき点を継承して、安価に(発売当初は5,000円以下で)売り出されたのがSlickと言えます。
様々なV5Nanoの良いところはそのままに、さらに一部はユーザーフレンドリーに改良されているのがSlickですが、V5Nanoとのマウスピース、ドリチの関係について記しておきます。
端的に結論を書きますと、
1. V5Nanoのマウスピースは510ドリチを接続できない
2. Slickのマウスピースは510ドリチを接続できる
3. V5NanoのマウスピースはSlick本体に接続できる
4. (細工なしに)SlickのマウスピースはV5Nano本体に接続できない
<検証>
画像とともに説明していきます。
左:V5Nanoマウスピース
右:Slickマウスピース
両者ともオスネジ、メス穴に挿し込む構造になっています。
ガラス部を抜き取ると、接続部はこういう構造になっているのですが、Slickのガラス部はそのまま510規格の径になっています。一方V5Nanoのガラス部はガラス筒です。
Slickの本体接続部には510ドリップチップが挿さりますが、V5Nanoの接続部には挿さりません。
V5NanoのマウスピースはSlickに挿さりますが
SlickのマウスピースはV5Nanoに挿さ・・・
挿さりません。蓋を押してしまいます。
蓋を外せばいけるんですが、純正のV5Nanoのマウスピースがさほど悪くないのと、
「このマウスピースで使い倒す」ことを基準にV5Nano側が作られているので、510ドリチにこだわることに少し無理がある気がします。
V5NanoあるいはSlickの記事に追記しても良かったのですが、画像の枚数が多かったので独立記事といたしました。
参考になれば幸いです。
記 2018/9/28