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昨日はこんな話を書きました
健康被害に関してのネタは、どうでもいい人にとっては割とどうでもいいことなのかもしれませんが、特に紙巻タバコの健康被害ついては他の人よりもほんの少しだけ自分は神経質かもしれません。
今回のネタはエピソードトークなので、興味のない方はスルーしてください。
特にエビデンスはありません、n=1のサンプルだと思ってください。
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息子と娘がおりますが、この息子の身体の話です。
今となっては健康そのものなのですが、ほんの数年前まではよく熱が出る子でした。特に発咳と共に発熱を伴うことが多く、昼間は異常がないのに夜間に咳をすることが多かったのです。
夜中に咳き込み、嘔吐を伴って体温が40度を超えることがしばしばだったので、夜間救急に駆け込み風邪薬をもらって帰ることが度々ありました。
数度そういったことを繰り返し、過去の受診記録を見てみると
・昼間は何もなかった
・夜に風呂上がりぐらいから咳き込みが始まる
・特に日曜日に夜間救急に行かざるをえないことが多い
(日曜日の夜間救急で迷惑をかけたドクターにお詫び申し上げます)
嫁が毎回「昼間、私と一緒にいた時はなにもなかったのに、夜になると咳き込む」
そういうことを4〜5度繰り返し、数ヶ月ほど経った後、たまたま夜間救急が呼吸器と小児の専門であるドクターに当たりました。上述の内容を伝えたところ、
「お父さんが帰宅されると咳き込んでますね。タバコ吸ってませんか?」
当時は賃貸だったので、いわゆるホタル族というやつで、仕事から帰ると外に出て海を見ながら紙巻で一服し、帰ってきて風呂に入るみたいな生活をしていました。
日曜日はこっそり隠れて吸うみたいなこともしてたかもしれません。
「家では吸っていません、タバコは関係ないと思います」と伝えたら、
「息子さんは小児ぜんそくの疑いが非常に強いです。ぜんそくのトリガーに慢性的に暴露され続ければ生涯ぜんそく持ちになる可能性がありますし、最後に喫煙されてから2時間以上あけて帰宅されてますか?そうでなければ家で吸っているのと同じことですよ」
と言われました、衝撃でした。2時間!?しかも自分のせい!?!?
一生ぜんそく持ちになったら息子には恨まれるし、嫁には一生文句言われるし、なんか色々と申し訳なかったので、翌日から紙巻タバコをやめました。
当時はまだ流通が乏しかったiQOSを、確か名古屋?から取り寄せて、iQOSでの生活にしたら息子の咳はピタッと止まりました。
ただiQOSの使い方が雑だったので、3ヶ月に一回壊れる状況に辟易し、Vapeをはじめました。Vapeでも息子の咳が出ることはありませんでした。
「たまたまじゃないの?タバコ関係なくない?」と思ったのですが、自分の親父(ヘビースモーカー)と一緒にいると必ず夜に咳き込むので、まだその症状は続いているようです。
結局親父もタバコをやめました。
Vapeはコイルのビルドとウィックの交換を頻繁にするのがダルくなったので、そんなこんなをしてる時にiQOSと同程度の副流煙で周囲の人に与える影響が少ないヴェポライザーというのを見つけました。
あとは泥沼ですね、生来のコレクター癖も相まってズブズブと深みにはまり込んでいきました。
体験しないとなかなか分かりにくいことなのですが、自分の中では大丈夫だと思っていることが知らぬうちに他人に迷惑をかけているということは多々あると思うのです。
たまたま息子はiQOSやglo、Vapeやヴェポライザーであれば症状を出さなかったので身内に許されている感じですが、
プルームテックやVapeのリキッドに含まれるプロピレングリコールも同様にぜんそく、アレルギーの原因となりうることが示唆されています。
加熱式タバコも紙巻きたばこの1/100程度で副流煙に有害物質が含まれることはデータが実証していますし、ぜんそくの苦しみは地獄の苦しみだと聞きます。
ということで、「自分さえよければ他の人のことなどどうでもいい」という人ばかりになって喫煙者(ヴェポライザー、Vapeユーザーも含め)の肩身が狭くならないことを祈るばかりです。
以上、あまり参考にならないエピソードトークでした。
記 2018/8/31