ヴェポライザーレビュー うむ美味いおじさん

タバコを吸うためのヴェポライザーをレビューするサイトでした

Ploom TECH/Ploomtech

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<第二十一弾>

Ploom TECH

(クリックでPloom TECH本家に飛びます)

 

IQOSに遅れること約半年、2016年3月に国産、日本たばこ産業(JT)からPloomの後継たるPloom TECHが発売されました。

「国産の電子タバコが発売される」ということで、IQOSの壊れやすさに辟易していた自分はようやくMade in Japanが楽しめると期待したものですが、発売されたものはタバコとは幾分異なる趣向の製品でした。

 

Ploom TECHは正しくはヴェポライザーではなくVapeになります。

グリセリン、プロピレングリコールとあとちょっと色々が入ったカートリッジを、コイルという気化装置に通電することで蒸気を生み出します。

蒸気はニコチンの入ったカプセルを通じて口に運ばれますので、ニコチンを含んだ蒸気を吸引して「吸った」感を生み出します。

(ヴェポライザーのレビューサイトでPloom TECHを扱うのはなんか違う感じしますが、IQOS アイコス、glo グローを扱ってるのにPloom TECHを扱わないのも違和感ありますので、唯一のVapeということで記載してます)

 

さて、ごたくは置いといて見ていきましょう。

[外観]

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右がバッテリー、左がJTより通販のみで取り寄せのできるカートリッジ、カプセルのセット

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箱の中、左の5つある吸い口が「ニコチンカプセル」真ん中の包装された黒い筒が「カートリッジ」になります

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カートリッジの一端をバッテリーに接続、カートリッジのもう一端にカプセルをはめます。あとは吸うだけ。シンプル。ヴェポライザーとは違い、リキッドを加熱してミストを出しますので、吸って吐いた時のモクモクはヴェポライザーの比ではありません。

 

[性能]

細かくは記載しません。バッテリーは3rd Party製の大容量のものが出ていますので、それを使えば1日はもつでしょう。ほとんどの場合、先にカードリッジのリキッドがミストを出さなくなり、カプセル余り、カートリッジ不足に追いやられます。

 

[喫味]

カートリッジには純正のものであれば風味はありません(Vapeをかなりやりこんだ人はグリセリンのほのかな甘みが一番のテイストだと言いますが、僕はちょっとわかりません)

カプセルにはレギュラー、パープル、メンソール(追記:すいません、今は5種類のカプセルがあるそうです)のテイストがあり、パープルは少し甘みのある喫味になります。ヴェポライザーでシャグを吸うようなタバコらしい喫味は皆無です。

 

[メンテナンス、使い勝手]

純正カートリッジとバッテリーを使う限りは、メンテナンスはほぼ不要です。全て使い捨てですから。

 

[工夫]

Vapeのペンタイプでミストを出すという発想は、Ploom TECHよりもかなり以前からVapeの世界では常識的に行われてきたことでした。JTが唯一合法的かつ新しいことを始めたのは、カプセルにニコチンを入れて吸引するということのみです。このカプセルの購入に年齢認証とJTから直接購入するという方法をとらねばなりません。(2018/6/4より全国販売がスタートしたそうです)

要するにカプセルだけあればPloom TECHは楽しめるということです。

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3rd Party製のカートリッジです。利点はリキッドを自分で補充できるのでカートリッジ不足に陥ることがないということ。

リキッドは自作できます。

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グリセリンを6割、プロピレングリコールを4割の比率で混合すると、(まったく同じというわけにはいきませんが)Ploom TECHのリキッドとほぼ同じものができます。(アフィ注意)

一度買えば一年はもつと思います。

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混合液を自分で注入するわけですね。

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Ploom TECHの専用バッテリーは、専用充電器を用いないと充電できないので、MicroUSBで充電できるようにしたペンタイプのものもあります。

これはvPenというもの(アフィ注意)。自分でリキッドを注入し、MicroUSBで充電できます。

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吸い口にカプセルを接続できるアダプターがついています。

VapeのMod、アトマイザーにPloom TECH用のアダプターをつければ18650バッテリーを交換するだけで延々とPloom TECHを楽しめるわけですが、そこまで沼に浸かってしまったユーザーは通常そのままVapeの道にズブズブと入っていってしまいます。

 

Ploom TECHの純正ケースはかなりダサい(失礼)ので、

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こういうケースに入れてます(アフィ注意)。純正ケースよりはかっこいい、かな?

ちなみに自分は某フリマで送込1500円で買ってます。

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[さいごに]

使用頻度はどうかと言われたら、ヴェポライザーに進んでしまってからはあまり出番がありません。ただし、ヴェポライザーでニコチン入れすぎてクラクラしてしまったときは、クールダウンのためにたまに吸います。

紙巻タバコ、ヴェポライザーの喫味を求めて買う人は失敗すると思います。タバコの喫味ではありません。カプセルによるニコチン吸引も弱いので吸った気になりません。

紙巻 → ヴェポライザー → Ploom TECH → 禁煙にいければ理想ですが、このサイトを見てるユーザーはそんなもの求めていないと思うので、Ploom TECHに関してはサラッと流しました。

 

参考になればと思います。

 

この記事について何かご質問や相談、間違いの指摘などありましたらお気軽にコメントいただければと思います。

 

[関連記事]

Vapeをニコチンカプセルを通してニコチン摂取するのがPloom TECHですが、ニコチンフリーのものだとマスプロダクトとしては

mybluがあります

記 2018/6/7

記事更新 2018/8/17