このサイトを閲覧するにあたっての注意事項は
はじめにをご覧ください
チェシャグ緑が好きです。
ですが、チェシャグ緑を買うためには車出さないと行けない距離にお店があるので、チェシャグ緑がなくなるとイライラします。
「チェシャグ赤を、それなり吸えるメンソールにできるか」という試行錯誤をしました、
"オレ流シャグ自作術!!"みたいな高い目標じゃなくて、マズくないメンソールシャグを作れるのかという低い低〜い目標です。
<結論>
・吸えるシャグはできた
・でもチェ緑の方が好き
<準備>
真ん中はご存知チェシャグ赤。
右は「メンソール結晶」「メンソールクリスタル」とかで検索すると売ってるメンソールの元です。1袋300円ぐらいで(実際に使う量からすると)余るほど買えます。
左は・・・これは、よくわかんねぇな。爺ちゃん(30年前に没)の倉庫に眠っていたウイスキー、腐ってないやつ。1980年醸造とか書いてあった。
<考えたこと>
普通、保湿や加湿には水かグリセリン使うんですが、水でメンソールクリスタルが溶けるのか疑問がありました(調べたら溶けないとありました)
グリセリンにはきっと溶けるんですが、Vapeの時も感じてたんですがグリセリンの何となく埃っぽい喫味が嫌いなので、シャグに悪させずメンソールも溶かす溶媒としてウイスキーを使ってみました(この判断は当たっていた気がします)
<実践>
シャグ二つまみ分(Starryで4チャンバー分)に対するメンソールクリスタル、のつもりだったんですが、後で考えるとこの量は多すぎた気がします。秤量すればよかったんですが、まぁお試しなので。
ウイスキーの量もよくわかりません。とりあえず0.5mlで試してみましたが、シャグが割とベトベトしたので、0.3mlとかでも十分だったように思います。
全部混ぜ合わせて揉み込んで、浸透させました。メンソールの香りがかなり強い。
24時間安置して、湿度が70%になるまでヒュミドールで調湿しました。
<喫味>
グリセリンで過去に調湿したことがあったのですが、グリセリンだと喫味が重く、埃っぽくなるんですよね。ウイスキーはほどよく仕事してくれたように思います。
やたらとアルコールっぽくはなく、ウイスキーの喫味はほぼしません。
で、メンソールですが、メンソールクリスタルによる着香はチェ緑っぽい着香というより、コルツクリアメンソールのようなやや辛めの、突き抜けるようなフレーバーに変わります。
Fury edgeで吸っていますが、普通に「その辺で売ってるメンソール系のシャグ」っぽい味になりました。なんなら自作したぶん、よくメンソールは効いてますし、鮮度も上々でメンソール抜けもゆっくりです。
ウイスキーによる加湿のためにミストも多く、吸った感はかなり上々、ただここまでメンソール効いてなくてもいいかなと個人的には思いました(いつも、なにかと、やりすぎるんです)
チェシャグ赤の本来のフレーバーはウイスキーとメンソールにかき消されてしまい、シャグの旨味とか甘味とか香ばしさは吹っ飛んでます。この辺はメーカーが作ったものの方が質が高いなぁ。
[感想]
お好みのシャグがない時の代替案としては上々のものでした。が、4回分吸って、尽きて、お気に入りのシャグの代わりにまた作ろうかと思うほどではなく、
緊急回避的には悪くない喫味でしたが、やっぱりチェシャグ緑が好きだなぁという感想になりました。
こういうの突き詰めて行って、みんなお好みのブレンドを作っていくんでしょうね。そこまで気力も体力もないことお詫びします。
という、シャグ調整の触りのようなことをやってみた感想でした。
記 2019/12/2