うむ美味いおじさん ヴェポライザー レビュー

うまおじ ヴェポライザーに慣れていない人たちのためのブログ

Kingtons blk B064

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<第五十八弾>

Kingtons B064(クリックで本家サイトKingtonsに飛びます)

海外ではBlack Widowが好評を博し、国内においてはBlack mamba(blk)がどうやら非着香でそれなりに美味いらしいぞと認識され始めたKingtonsが、そのラインナップから見ると割と王道的なヴェポライザーを新作として投入してきました。
このB064は通常のルートではまだ購入することができません。過去にKingtonsから直接商品を購入したユーザーに対してKingtonsがダイレクトメールを送り、そのメール経由でのみ購入が可能という商品です。

 

[結論先取り このレビューに書かれていること]

・安い、エントリーモデルを想定しているように思えます

・マウスピース構造がFlowermate Auraを彷彿とさせる、破損が怖い

・チャンバーとマウスピースが近く、割と熱い

・バリシャグ赤、ハイタバコ黄では比較的満足のできる喫味です

・ここなら安いよ

 

[外観]

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ほぅ、ペンタイプ投入してきたか。という感じです。Kingtonsの奇抜路線が見られない。Ovalとか062とか非常に奇抜でしたけどね。

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先にササっとアクセサリーを見ちゃいます。
MicroUSB、ブラシ、耳かき、コンセントレートポッド、ヒゲ抜き、フィルター。以上。

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本体コーティングは酸化アルミニウムとのことです(基本情報は某Twitterのヴェポに凝りすぎな方と、説明書から拝借しております、ありがとうございます)
落としたら傷つきそうですが、質は頑強という印象を受けます。
操作系は電源ボタンのみ。

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Made in China、今では何とも思いませんが、Vape、ヴェポライザー共に中国が牽引しているなとしみじみ思います。

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MicroUSB充電ポートは底部です。

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マウスピース、フィルター部がねじ式で外れ洗浄できるようになっています。

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これが

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こーなる。マウスピースを本体にはめ込むときは表裏の向きがありますのでお間違えなきよう。

チャンバーは!?どうなのチャンバーは!!という人に、いつも通り

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標準的なセラミックチャンバーですね。

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ペンタイプ(?)画像比較。どの機種なら皆さんがピンとくるのか分からないので手元にあったのを並べました。Airistech Lativaよりちょっと小さい、ぐらいでしょうか。

外観を一通り眺めましたが、びっくりするぐらい「標準的」です。世に出回っているペンタイプのヴェポライザーの真ん中をかき集めたらこういうヴェポライザーになる気がします。どうしたKingtons?

[性能]
基本情報の一部をヴェポに凝りすぎな方から拝借しております(ありがとうございます)

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・電源ボタン 5クリックでon(バイブレーション)

・起動時、電源ボタン長押しで温度変更

 ・インジケーターLevel1 374F

         Level2 392F

         Level3 410F

         Level4 428F

・ヒートアップ中、インジケーター赤表示

・ヒートアップ完了でバイブレーション、インジケーター青表示

・起動時、5クリックでoff(バイブレーション)

・ヒートアップタイム 60 → 392F:約40秒

 

[喫味]
これ最初はかなりケミカル臭強いです。Gpro(Gpen proじゃない方)とかZookaとかに近いかなりキツいケミ臭なので苦手な方は萎えるかもしれない。
常の通り、2回最高温度で空焚きしたあと、チェ黒を3回通したところあまり気にならなくなりました。

<チェシャグ 黒 392F>

ヒートアップ中から分かりやすいメンソールフレーバーとキックが出てきます。比較的濃厚と言っていいと思います。メンソールが2分ほどの早い段階で去っていき、例えばSlickなどではこの後チェシャグらしい旨味や香ばしさが入ってくるのですが、その辺の追い味みたいなのは乏しい。純粋に喫味が減退していってしまうような感じです。
メンソールが去った後に残るフレーバーはステンレスチャンバーを採用している安価帯のHerbstick ecoやGproによく似ています。失礼かもしれませんが安っぽい喫味。

 

<ハイタバコ黄 392F>

個人的な印象なんですけど、シャグの喫味を引き出す力が弱いヴェポライザーは、ハイタバコ黄やアメスピ使うとちょうどいい喫味になると思ってるんです。

B064でもハイタバコ黄はミスト多く、雑味がすくなくて吸いやすいです。シンプルかつ美味い、キックも強く濃厚。
チェ黒と比べて幾分ピークも長く(〜4分)満足いく喫味、ヴェポとシャグは使いようだと思います。大げさかもしれませんが、PAX3とバリシャグの組み合わせよりほんの少しフレーバーが落ちるぐらいで満足いく喫味です。
美味いですね。


<アメリカンスピリット オリジナルブレンド 392F>

濃くてキックも強いのですが、個人的には酸味と刺激が強くて・・辛い。
吸ってる感はかなりあるのですが、もう少し抑えめでないと吸いづらいなぁ・・

 

<バリシャグ 赤 392F>

旨味、香ばしさ、わずかな酸味、わずかな甘みがよく出ます。方向性違いますけどPAX3と同じぐらい喫味出てるように思います(PAX3の方がもう少し濃いかも)
バリ赤かなり美味いんですけど、今度はピークタイムが若干短くて3分〜ぐらいからやや喫味が減弱してきますね、ただ組み合わせとしてはハイタバコ黄ぐらい相性いいように思います。

 

<Excellent Kir Royal 392F>

着香系も試してみます、Kir Royal。フルーティーさ、甘みなどはFenixに比べるとさすがに劣ります。が、カシスの感じは割とよく出ている。
ただ、ちょっと酸味が強くて鼻に刺さる刺激も強いです、個人的には落ち着いて吸える喫味とは言い難い。
もうちょっと控えめな喫味なら吸いやすいのですが・・・加湿をしっかりしたらいい感じになるのかもしれません。

 

<コルツグリーンティー 392F>

着香ならひとまずコルツグリーンティーという時代は終わりつつあるのですかね?複雑な喫味を出せるかどうかの指標になって便利なシャグだとは思っているのですが。
う〜〜〜ん。こもった重くて弱い喫味。舌の先に若干の甘みは感じられますが、旨味やいろいろを引き出すには弱い。
ステンレスチャンバーの安価なヴェポライザーを使った時のような芳香剤のようなフレーバーではないのでまだマシですが、あえてコルツグリーンティーを吸おうという気持ちにはなれません。

[メンテナンス、使い勝手]

マウスピースがFlowermate Auraのそれと、材質、構造ともにかなり似通っているように思えます。高温での頻用はマウスピースの割れにつながるような気がしますので注意が必要です。

チャンバーは口がすり鉢状になっているのでシャグを詰めやすくはあるのですがシャグが散らばりやすくもあります。

シャグポンは手巻きカットであればもちろん可能ですが、普通に詰めただけの場合は厳しいでしょう。

掃除は標準的なコンダクションチャンバーですので、定期的にイソプロピルアルコール綿棒で拭いてやればいいと思います。

 

[ここなら安いよ]

価格が最大のメリットに思えます。Kingtonsからの直接輸入で、1unit 14.5 USD、ShippingはFedexのみ27 USDです。5unit入荷時の1unitの価格は19.9 USD、2267円となります。

 

[さいごに]

Black widowですでに海外では好評を博して、Black mambaを作る技術がありながら、あまりに標準的とも思えるblk B064を投入してきたことに少し疑問を感じましたが、
触って、吸って、使って、その意図が分かってきました。

「安いヴェポライザーってまず何買ったらいいの?」というと、3000円クラスだと筆頭に挙がるのがHerbstick ecoぐらいで他にほとんど(喫味がボチボチの)選択肢がないというのがヴェポライザー界の現状です。

Kingtonsは過去に奇抜スタイリッシュといえるBlack widow、非着香で濃厚なミドルレンジBlack mamba、奇抜ポータブルコンベクションのOvalというラインナップを揃えてきたわけですが、確かに入門機といえるエントリーは存在しない、その穴をblk B064で埋めようという戦略に思えます。

実際、Herbstick ecoとblk B064の比較だと高級感としてはblk B064の方が上ですし、バイブレーション機能あり、非着香でボチボチの喫味、割とスタイリッシュでバッテリーもぼちぼち・・
同じ価格で手に入るならblk B064を勧めたくなる、という機種です。

エントリークラスの選択肢が増えるのはいいことだと思いますし、Herbstick ecoが壊れたがミドルレンジはお財布が許さないという環境であれば、blk B064は比較に加えられる機種であるように思いました。

 

記 2018/11/14