うむ美味いおじさん ヴェポライザー レビュー

うまおじ ヴェポライザーに慣れていない人たちのためのブログ

Focusvape Adventurer(jomoさん寄稿)

jomoさんよりFocusvape Adventurerのレビューをお寄せいただきました。

この方のレビュー内容は個人的には非常に信頼していて、jomoさんの「Teraおすすめですよー」の一言でBoundless Teraの購入を決めた経緯があります(そして満足しております)

jomoさんを始めとして様々な方々のご助力でこのブログが成り立っていることを日々痛感いたします。

 

貴重かつ詳細なレビューですので、許諾をいただいた上で個別に記事化させていただきました、jomoさんに感謝いたします。

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<jomoさん>

色物であるAdventurerに関係する話題がたまーに出るようなのでレビューを書きました
かなり否定的な内容を書いてますので、コメント欄に表示するかはお任せしますが
ご参考までにどうぞ

 

FocusVape Adveturer

■基本スペック
コンダクションオンリー
ガラスマウスピース時185g、フラットマウスピース時168g
80℃~240℃ 1℃単位設定
LCD付き、目標温度・現在温度・残バッテリー表示
18650交換式:付属3.7V 2500mah 定常20A LGDBHE21865(バッテリー型番です)
1セッション 5分からヒートアップを差し引いた時間
満充電で6~7セッション程度
ヒートアップ195℃ 57秒

■その他特徴
バブラー内蔵
ガラスマウスピース付属
底面からのシャグ入れ
チャンバーの蓋はマグネット式
底蓋の着脱はマグネット式
ヒートアップ完了通知バイブ付き

■デメリットと思われる項目
・重量はかなり重め(Fenixが133gなのでかなり重い)
・チャンバーの加熱効率・範囲悪いのか味や香りが薄い、バブラーがつくと更に薄い
・ヒートアップが遅い(195℃で30~40秒位が標準だと思う)
・ヒートアップ中は周囲にシャグを加熱した匂いが漏れる、臭いと感じるレベルで漏れる
・バブラーは着脱不可、水を入れない場合もバブラーを使う
・バブラー内の吸気穴4つ全てを水で塞がないとバブラーは機能しない
・バブラーに入る水は少ないため垂直に近い姿勢で持たないと機能しない
・バブラー上部には返しが付いてるが揺れや泡立ち方や逆さにしたりで少ないが漏れる(とても臭い)
・バブラー下部には逆止弁がついてるが偶に突破しチャンバーまで逆流している模様
・バブラー下部の逆止弁が付いた蓋部分にはニコ汁が溜まるので空ける時は注意
・バブラーは分解不可、清掃・水抜きは面倒
・チャンバー横の煙道に金タワシ状のフィルターを入れる必要有り、外すもの面倒
・チャンバー横の煙道内部の清掃は大変
・チャンバーを除いてもパーツ数が多くバブラーがあるので清掃が面倒
・逆止弁や各部固定パーツにはシリコンが多様、耐久性は不安

■構成パーツ
・パーツ全体(煙道用メッシュ入れ忘れ)

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・チャンバーと煙道:煙道用メッシュ無し
煙道周囲の黒いのはニコ汁逆流による焦げ、煙道内は綿棒を通そうとすると結構キツイ

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 ・チャンバーと煙道:煙道用メッシュ入れた後
メッシュは奥まで入れるので非常に取り出しづらい、ピンセット必須

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 ■操作
・電源ONには電源ボタン3押し、電源ONと同時にヒートアップ開始
・電源OFFには電源ボタン3押し
・セッション終了後はスリープに入る
・スリープ中はボタン長押しで再加熱する
・スリープはBoundlessと異なり長く放置すると電源が切れる
・温度調整は+-ボタン
・摂氏・華氏切り替えは+-同時押し、電池入れ替えで華氏表示に戻る
・電源ON中はバブラー付近を緑色のランプが照らすが電源ボタンを1押しで消灯出来る

■喫味
シャグは蓋付近までたっぷり入れるが、押しつぶしはしていない状態
私は味の広がり等を説明できるだけの表現力がないため強弱だけの評価

・チェ赤 195℃ バブラー水無し
コンダクションのちょっと香ばしい焦げ味が混じった喫味
加熱効率の良い機種に比べてかなり抑えめの香りと抑えめの甘味・酸味
キックもかなり弱め、DL吸いでもそこまで喉への刺激は感じない
チャンバーから離れていることもあり、ミスト温度は低く吸いやすいが
着香ではこれが香りを減退させるかもしれない
濃い味・濃い香り・強い刺激を求めてる場合は物足りないが
香りに弱い・喉が弱い場合にはもしかしたら選択肢になるかもしれない…

・チェ赤 195℃ バブラー水有り
バブラー水無しから香りと味を大きく取り除き、弱めのキックだけが残った喫味
ある意味紙巻寄りの喫味と感じるかもしれない
ヴェポライザー初体験で紙巻の代用品を目指していたり
喉が弱く喫味やキックが弱い機種を探しているなら有りかもしれないが
運用にかなり手間が掛かるのでお勧めできる程ではない

・チェ赤 150℃放置⇒195℃ バブラー水無し
喫味が薄い機種で濃く吸いたい場合の最終手段的な吸い方
他機種と比較できるレベルの濃い香り、濃い酸味、濃い甘味、強めのキックを感じる
CFX等とも一応比較できる位の濃さだがピークはそれほど長くない
空のバブラーがヒートシンクをしてくれるのでミストは良く冷えるあたりが他の
コンダクション機に対するメリットだが、やはりメンテが手間

・チェ赤 240℃ バブラー水無し
ヴェポライザー特有の甘味や酸味は消えイガリと焦げ臭を伴う煙のようなものが出る
出てきた煙は冷えており吸いやすく、紙巻のような感覚で吸うのであればありかもしれない
一般的なヴェポライザーで吸う味とはもはや別物

・チェ赤 240℃ バブラー水無し
僅かなシャグの香気も薄れ焦げ臭を伴う煙を吸っている感覚です
シャグの香気が薄れたことで、焦げ臭が目立ち、イガリは抑えられるものの残っており
紙巻とも違う喉にくる何かを吸ってる感覚

■シャグポン
チャンバー上部に付いたシリコンパーツに引っかかり難しい
収縮率の高いシャグを使用すれば多少は出来るが期待しない方が良い

■総評
水を使用することと、清掃箇所が多いことにより非常に面倒くさい機種であるにも関わらず
面倒なメンテをこなした上で得られる喫味はバブラーに水を入れていない状態でも薄く
バブラー付けることで更に薄くなるという、何を求めて買ったのか良く分からなくなる機種という印象です

価格が6~7千円程度であれば、喉が弱い人やシャグの香気(芋がどうの)が苦手な人への
選択肢として使えなくもないですが、その場合も面倒なメンテをこなせることと
家利用に絞ることになる思います(水無しなら外運用も出来るかも…)

他の使い方として240℃の高温設定が可能なことと吸い口までが長くミストが冷えることから
ミストではなく煙を吸う装置として使用する分には使えなくもありませんが、
喉にイガリが残ることからあまりお勧めできません

いずれにしてもヴェポライザーとしてはあまり勧められる機種ではなく、
買うにしても構造が面白いからといった玩具としてか、
ヴェポライザーではなく発煙装置としての購入をお勧めします

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(うまおじコメント)

えぇ、そうですよね。Adventurerの評価ってこういうものでした。
バブラー内蔵がこの機種の最大のメリットであるはずなのに、機種運用にバブラーが最大のデメリットになっているという、そういう評価が散見されておりました。

特に自分が「買わない」と決めた最大のデメリットが、持ち運びの際にニコ汁を含んだバブラーの水が漏れる可能性がかなりあるというものでした。
基本的に自分はヴェポライザーをずさんな管理をしているので、確実に割る、漏らす、そして漏れたニコ汁の臭気にイライラするのが容易に予測できました。

他の方のレビューでは詳細は語られていなかったのですが、jomoさんの特に「デメリット」として挙げている

・バブラーは分解不可、清掃・水抜きは面倒
・チャンバー横の煙道に金タワシ状のフィルターを入れる必要有り、外すもの面倒
・チャンバー横の煙道内部の清掃は大変
・チャンバーを除いてもパーツ数が多くバブラーがあるので清掃が面倒
・逆止弁や各部固定パーツにはシリコンが多様、耐久性は不安

この辺はもう、読むだけでこの機種の鬱陶しさが伝わってきます。

喫味評価も非常に参考になりました。バブラーがあったとして、最大限それが機能して、かつ例えばSolo2のようなクリアな喫味を出してくれるならまだ食指も伸びたかもしれませんがチェ赤でようやく標準的なコンダクションの喫味を下回るものであるとすると、10,000円の価値は見出しにくいように思います。

 

やはり、改めて買うのはよそうと思える詳細なレビューでした。

jomoさん、貴重なレビューの寄稿、ありがとうございました

 

レビュー寄稿 2018/11/5

レビュー公開 2018/11/6